オフィスにも仮眠室は必須?!設置のメリットから導入時の検討ポイント3つをご紹介

「オフィスに仮眠室の導入を検討しているけど、どのようなメリットがあるのかな…」という悩みを抱えていませんか?
オフィスに仮眠室を導入すると、短時間睡眠で作業効率を高められたり、企業イメージがアップするなどのメリットがあります。しかし、仮眠室を適当に作っても、恩恵をあまり受けられない可能性があり、注意が必要です。
そこで本記事では、オフィスに仮眠室を導入するメリットや、オフィス環境の変化について解説していきます。オフィスに仮眠室を導入するか検討している方は、参考にしてみてください。
「Sleep Well While Standing 〜 立ったまま最高の休息を」
個々のパフォーマンスアップには「睡眠」が特に重要であり、仮眠なら手軽に取り入れることができるのではと、これまで世界に存在しなかった「立ち寝」に着目し、2023年8月立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を製品開発。
目次
仮眠室導入が加速するオフィス環境の変化

オフィスに仮眠室を設置すると、オフィス環境は変わります。
それぞれどのような変化が起きるか解説していくので、参考にしてみてください。
働き方改革が後押しする福利厚生の推進
オフィスに仮眠室を設置すると、働き方改革が後押しする「福利厚生の推進」が図ることが可能です。
働き方改革では、労働時間の短縮に注目されていますが、ほかにも従業員の健康や働きやすさを重視する企業姿勢が求められています。
たとえば、仮眠室を設置することで、健康維持や従業員のパフォーマンス向上などのインフラ整備ができるでしょう。働きながら健康にも配慮できる環境を構築できるため、福利厚生の強化を図りたい経営者にはおすすめです。
生産性と集中力の向上を図る仮眠文化の浸透
従業員の生産性と集中力の向上を図りたい場合は、オフィスに仮眠室の設置をすると良いでしょう。
NASAが宇宙飛行士に対して行った研究によると、26分の仮眠でパイロットの注意力が34%・反応時間が16%改善されたという報告があります。
ほかにも、仮眠を取ることで眠気を解消できるほか、午前中の疲労を回復できるため、生産性や集中力の向上を図りたい場合は仮眠室の設置が向いているでしょう。
オフィス仮眠室の導入事例〜国内外の先進的な取り組み

オフィスに仮眠室を導入している企業は、海外だけでなく国内にも増えています。
実際にどのような取り組みをしているのか、国内外の3社について解説します。
三菱地所
三菱地所は2018年に本社オフィスが新しくなったことを機に、パワーナップ制度を導入しています。
仮眠室は各ブース内に仮眠用のリクライニングソファが設置されており、軽く体を横たえる状態で仮眠を取ることが可能です。
体を水平にすると本格的な睡眠に入ってしまうため、寝すぎてしまいにくい環境を作っています。音が気になる方に向けて耳栓も用意しているなど、睡眠しやすい環境が構築されています。
仮眠を取ることでリフレッシュ効果を感じている方も多いため、仮眠室の設置はおすすめです。
GMOインターネットグループ
GMOインターネットグループは、会議室をお昼寝スペースとして開放する「GMO Siesta」を解説しています。
開放する時間はお昼に1時間だけとなっており、お昼の時間帯に会議が少なく、部屋が空いていたためデッドスペースの活用という意味でもお昼スペースとして開放されています。最大30分という制限や光・音が出るものは使用しないというマナーがあるものの、予約制ではないので、開設時間の中でも自分の都合の良いタイミングで利用可能です。
執務スペースには、お昼寝を推奨するアナウンスが流れているため、お昼寝しやすい環境が構築されています。
Nike
ポートランドにあるNikeの本社では、社員が睡眠を取ったり瞑想したりできる部屋が用意されています。
フレキシブルな就業時間を構築することが目的とされており、朝方の方と夜型の方でも過ごしやすい環境を作っています。人によって活動時間や仕事の時間が変わるため、誰でも睡眠を取りやすい環境を構築するのがおすすめです。
オフィスに仮眠室を導入する3つのメリット
オフィスに仮眠室を導入するメリットは、3つあります。
- 社員の心身の健康を支える休息空間
- 短時間睡眠で作業効率とタイパ向上
- 企業のイメージアップと人材定着への貢献
それぞれのメリットについて解説していきます。
社員の心身の健康を支える休息空間
オフィスに仮眠室を導入するメリットとして、社員の心身の健康を支える休息空間を設置できる点があげられます。
現代のオフィスでは、長時間のデスクワークや精神的ストレスによって、心身の疲労が蓄積しているケースが少なくありません。仮眠室を設置することによって、短時間の仮眠を取ることができ、自律神経のバランスが整いやすいでしょう。
自律神経が整うことでストレスや不安が軽減されるほか、脳や目の疲れなど身体的な疲労も回復できます。
短時間睡眠で作業効率とタイパ向上
短時間睡眠を取りやすい環境を作ることで、作業効率とタイムパフォーマンスを向上できます。
昼寝をせずに働き続けると、脳や身体が疲れてしまい、生産性が低下してしまう可能性があります。
しかし、オフィスに仮眠室を導入して仮眠を取りやすい環境を構築すると、短時間睡眠を取って午後の集中力の改善が期待できるでしょう。また、一時的に脳をリフレッシュすることで、アイデアや発想の転換がしやすくなるため、創造的な仕事の方にも向いています。
眠気を解消や集中力を改善した状態で働いた方が効率よく働けるため、タイムパフォーマンス向上を図りたい方にもおすすめです。
企業のイメージアップと人材定着への貢献
企業のイメージアップと人材定着への貢献が期待できる点は、オフィスに仮眠室を導入するおすすめの理由です。
仮眠室を導入することにより、社員が働きやすい環境づくりに配慮しているというイメージが付きやすい傾向にあります。社内外からの評価が向上しやすく、社員の満足度や採用競争力を高められるでしょう。
また、ストレスや疲労による早期離職を防げるため、社員の定着率にもつながります。
オフィスに仮眠室導入の前に押さえておきたい検討ポイント

オフィスに仮眠室を導入する前に押さえておきたい検討ポイントは、3つあります。
- 設置に適したスペースの確保
- 初期費用とランニングコストの見極め
- 社内の理解促進と運用ルールの整備
それぞれのポイントについて解説していきます。
設置に適したスペースの確保
オフィスに仮眠室を導入する前に、スペースを確保するようにしましょう。
ただベッドを置いても、スペースが狭くて眠りにつきにくい環境であれば仮眠から期待できる効果の恩恵が十分に受けられない可能性があります。
そのため、設置スペースを十分に確保して、周りの方が気にならない環境を構築しましょう。
たとえば、会議室の近くや人通りから離れた場所に作り、カーテンやパーテーションで仕切りを作るとプライバシーを確保しながら仮眠を取りやすいです。
初期費用とランニングコストの見極め
仮眠室を導入する際には、初期費用とランニングコストの見極めをしましょう。
初期費用では、ベッドやチェアの設置、パーテーションの購入などがあげられます。ほかにも、仮眠環境をしっかりと構築したい場合は、防音・遮光・換気などの工事費用がかかるでしょう。
ランニングコストは空調や照明などの電気代、シーツや寝具のクリーニング・衛生管理などがあげられます。
長期的にみて、社員の生産性向上や健康維持による医療費・離職リスクの低下などのメリットとコストを比較して検討してみてください。
社内の理解促進と運用ルールの整備
仮眠室を導入する際には、社内の理解促進と運用ルールの整備を整えましょう。
たとえば、運用ルールを定めなければ、衛生状態の維持やトラブルへの対応が難しいです。
また、社内の理解度が不十分の場合は、サボりの場所として誤解されてしまう可能性があります。そのため、理解促進と運用ルールの整備を整えるようにしてください。
最適な仮眠環境の構築は「giraffenap(ジラフナップ)」で

弊社 広葉樹合板では、企業が気軽に仮眠を取りやすいように、立ったまま眠れる仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を開発しました。
小型の公衆電話ほどのサイズで、理想的な姿勢・環境下で仮眠を取ることができます。ジラフナップの中は遮音性に優れているほか、適度な暗さを保つ設計です。

また、どこにも力が入らない4点保持の姿勢で眠れるように開発しており、立ったままでも理想的な眠りにつけます。
ベッドを置く部屋を作る必要がない上に、眠気が訪れた際に気軽に仮眠を取れる環境を構築できるため、従業員の健康増進やパフォーマンス向上が期待できます。
製品の詳細や導入に関するお問い合わせについては、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの職場に最適な仮眠環境をご提案いたします。