理想の寝姿勢とは?4つの寝る姿勢の特徴とその効果を目的別に紹介
「寝ているはずなのに疲れが取れない」「自分に合った理想的な寝姿勢ってなに?」
上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
寝姿勢は睡眠の質を高める上でも重要な要素で、寝る時の姿勢が悪い状態では、寝ていても疲れが溜まってしまいます。
本記事では、どのような寝姿勢が疲れを軽減できるのか睡眠の質を高めるポイントを含めてご紹介します。
自分に合った寝姿勢はどれがいいのか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
寝る姿勢によって疲れの取れ具合が異なる?4種類の寝姿勢
寝るときの姿勢によって疲れの取れ具合が大きく異なるのは事実です。
寝姿勢は、「仰向け寝」「横向き寝」「うつ伏せ寝」「立ったまま寝る」の4種類あり、それぞれのメリット・デメリットは、以下の表のとおりです。
寝る姿勢 | メリット | デメリット |
---|---|---|
仰向け寝 | 疲れを取りやすい寝返りをうちやすい | 気道が圧迫される可能性がある |
横向き寝 | いびきをかきにくいお腹が圧迫されない | 身体が歪んでしまう可能性がある |
うつ伏せ寝 | リラックスしやすいいびきをかきにくい | 首や腰痛の原因になる可能性がある |
立ったまま寝る | 熟睡しすぎず仕事に復帰しやすい短時間でリフレッシュできる | 環境に左右されやすい |
ぐっすり寝て疲れを取りたいときには、仰向け寝や立ったまま寝る状態が好ましいです。
疲れを取る寝姿勢は、「立っているときの姿勢そのまま横にした姿」が理想とされています。
枕やベッド・布団の調整を立った状態の姿勢の高さに調節できると、体に負担がかかってしまわないため、ぐっすりと寝やすくなります。
【目的別】寝るときの理想の寝姿勢
ここからは、目的別に寝るときの理想の寝姿勢についてご紹介します。
それぞれどのようなときに理想的なのか、寝姿勢が気になっている方は参考にしてみてください。
ぐっすり疲れを取りたい場合は「仰向け寝」
ぐっすりと寝て疲れを取りたいときは、「仰向け寝」がおすすめです。
仰向け寝は他の寝姿勢と比べて寝具との接地面積が広く、身体にかかる圧力が分散されます。どこかの一部に負担がかかるという部分がないので、疲れが取れやすいのが特徴です。
また、理想的な寝ている姿勢は「まっすぐ立っている状態を横に倒したときの姿勢」になるため、仰向け寝で実現しやすいです。
さらに、仰向け寝は身体に余分な力が入っていないことから、「寝返りをうちやすい姿勢」となっています。
寝返りをうつことで、睡眠中に同じ身体の部位が圧迫され続けない状態を作ることが可能なため、血液の循環を滞らせず、身体の負担を和らげてくれます。
体に負担がかかりにくく、理想的な姿勢の状態を維持できる点から、仰向け寝は疲れを取りやすい姿勢です。
ただし、仰向け寝は舌が重力によって落ちてしまうため、気道が圧迫されやすい傾向があります。気道の圧迫は、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となるので注意しましょう。
いびきを防ぎたい場合は「横向き寝」
いびきを防ぎやすいときは、「横向き寝」がおすすめです。
横向き寝は、左右どちらかに身体を向けている姿勢で、寝返りをうった状態の姿になります。
舌が重力によって圧迫されないため、いびきを防ぎたい方に向いているでしょう。
また、気道が開いた状態を保てるので、睡眠時無呼吸症候群のリスクを減らせます。
さらに、横向き寝の場合は適切な寝具と組み合わせると背骨が自然なカーブを保ちやすいです。自然な姿の状態で寝られるので、背中の痛みを緩和できるでしょう。
加えて横向き寝は、右向きと左向きではそれぞれ特徴が異なります。
右向きで寝る場合の特徴
右側を向いて寝る姿は、胃の向きに沿った姿になるため、消化促進につながります。
たとえば、食べすぎてしまった場合は食後の2~3時間を空けて、右向きに身体を倒して寝ると、消化不良を起こしにくいです。
また、左利きの方は、利き手が空いている状態になるので、脳が本能的に安心感を得やすいとされています。食べ過ぎな傾向がある方や左利きの方は、右向きで寝るのがおすすめです。
左向きで寝る場合の特徴
左向きに寝る場合は、消化器系の臓器への負担が軽減されやすい傾向があります。
また、便は大腸の中で右から左へと移動するので、左向きに寝ると重力によって移動を手助けしてくれます。
排便にも良いとされているため、便秘気味の方は左向きに寝るのがおすすめです。
さらに、右利きの場合は利き手が空いた状態になるので、脳が安心感を得やすい傾向にあります。
右利きの方や臓器への負担を下げたい方は、左向きに寝るようにしてみてください。
不安な状態や気持ちを落ち着かせたい時は「うつ伏せ寝」
不安な状態や気になっていることがある場合は、「うつ伏せ寝」がおすすめです。
うつ伏せ寝は顔を伏せているうえに、お腹の下にマットレスや敷布団がある状態になるため、急所となるお腹を危険から身を守れているという安心感から、熟睡しやすいと考えられています。
また、重力により舌が気道を防がないため、いびきも軽減できます。さらに胸部が布団やマットレスと密着できるので、横隔膜が下がり、腹式呼吸を行いやすいです。
ただし、うつ伏せ寝の場合は首や神経に負担がかかっている状態になるので、痛めてしまいやすい傾向があります。
加えて腰に重力がかかっている姿勢になるため、うつ伏せ寝で身体に負担を感じる場合は長時間の同じ体勢は避けるようにしましょう。
仕事の復帰を早めるなら「立ったまま寝る」
立った状態で寝る場合は、熟睡しすぎない状態を作れるため、仕事への復帰を早められる効果があります。
さらに、立った状態の姿勢は「仮眠」に向いており、脳をリフレッシュしたいときにおすすめです。
たとえば、お昼に仮眠を取ることで、午前中の疲れの解消や脳をリフレッシュできるだけでなく、生体リズムを整えられます。
体に負担がかかりにくく、熟睡しすぎないため、仮眠を取りたいときには立った状態で寝ることも検討してみてください。
立ったまま寝る効果 | giraffenap(ジラフナップ)
立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」
仰向けや横向き寝などさまざまな寝姿勢がありますが、本記事で紹介した目的別に合わせて理想の寝姿勢を選ぶと良いでしょう。
ぐっすりと疲れを取りたいときは、まっすぐ立ったままの姿勢を維持できる仰向け寝、
仕事中、お昼休みのタイミングで仮眠を取る際などは、復帰後のパフォーマンスを落とさないためにも立ったまま寝る姿勢がおすすめです。
そこで、弊社 広葉樹合板株式会社では、多くの方が積極的仮眠を意味する「パワーナップ」を実施しやすいように、立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を開発しました。
どこにも力が入らずリラックスできる四点保持の姿勢で仮眠を取れるため、身体に負担がかかりません。
理想的な睡眠姿勢をキープしながら仮眠が取れるため、心身ともにストレスなく睡眠を行えます。
また、小型の公衆電話ボックス程度のサイズ(※)になるため、ベッドの設置と比較すると約半分のスペースで仮眠環境を確保できます。
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