パワーナップは「目を瞑るだけ」でも効果あり?忙しい人のための簡単リフレッシュ法

積極的に短い仮眠を取るパワーナップ。
15~20分程度の短い仮眠を昼休憩時に取ることにより、眠気を解消できるだけでなく、脳をリフレッシュさせて集中力や判断力などのパフォーマンスが向上します。午前中の疲れを回復できるため、仕事や勉強効率を高めたい方におすすめです。
また、パワーナップは目を瞑るだけでも効果があるという噂があります。
そこで本記事では、本当にパワーナップは目を瞑るだけでも効果があるのか、正しい実践方法を含めて解説します。パワーナップが気になっている方は、参考にしてみてください。
「Sleep Well While Standing 〜 立ったまま最高の休息を」
個々のパフォーマンスアップには「睡眠」が特に重要であり、仮眠なら手軽に取り入れることができるのではと、これまで世界に存在しなかった「立ち寝」に着目し、2023年8月立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を製品開発。
目次
パワーナップは目を瞑るだけでも効果あり!
パワーナップは目を瞑るだけでも効果があるという噂は「本当」です。
人間は五感を駆使して外界からの情報を取得しており、周囲の状況を把握する際には約80%が視覚が担っています。そのため、目を瞑るだけで80%の情報取得を遮断できるため、脳にかかる負担を大幅に抑えることが可能です。
また、脳の負担を抑えることで脳の疲れを軽減し、回復に専念できます。目を瞑るだけでも脳に休憩時間を与えることができるため、疲れやすい方は実践してみてください。
本当に寝るのとどう違う?「パワーナップ」と「目を瞑るだけ」の比較

パワーナップと目を瞑るだけのときを比較すると、以下の表のとおりです。
睡眠効果 | おすすめシーン | |
---|---|---|
パワーナップ | 夜の睡眠の3倍の効果 | 昼休憩 |
目を瞑るだけ | 眠気解消・疲労回復 | 疲れたタイミング |
15~20分間の仮眠を取る「パワーナップ」は、夜の睡眠の3倍の効果があるといわれています。これは入眠後の最初のステージ「ノンレム睡眠」が、脳の情報処理に長けているためです。
パワーナップは眠りの浅いノンレム睡眠中に情報の整理や記憶などを行い、深い眠りになる前に起きるため眠気の解消とともに脳のリフレッシュが期待できます。
ただし、30分を過ぎてしまうとノンレム睡眠から深い眠りの「レム睡眠」へと移行してしまうため、パワーナップを実施する際には30分以内に起きるようにしましょう。
一方目を瞑るだけの場合は情報遮断が可能で、脳や目の疲れを癒やしたいときに活躍してくれます。
眠気などは解消されませんが、眼精疲労を招きやすい方や気持ちの切り替えなどを行いたいときは目を瞑るだけの行動もおすすめです。
集中力や判断力などが落ちてきたと感じる際には、目を瞑るだけの状態を実施してみてください。
パワーナップはいつとるのが最適?
パワーナップを取るおすすめのタイミングは、12~15時の時間帯です。
12~15時までのタイミングが良い理由は、人間の睡眠リズムが12時間周期で訪れるためです。
たとえば0時に就寝した際に、12時間後のお昼の12時には眠気が訪れやすく、昼食時の血糖値の上昇や午前中の疲労と相重なって眠気が強くなりやすい傾向にあります。
眠気が訪れる昼休憩のタイミングで仮眠を取ることによって、再度12時間後に眠気が訪れやすくなるため、夜の就寝につきやすい状態を構築することが可能です。
ただし15時を過ぎてしまうと夜の睡眠に影響がでてしまい、寝ないといけないのになかなか寝付けないという状態に陥ってしまいます。
そのため、パワーナップを実施する際には12~15時までを意識するようにしましょう。
忙しい人にも最適!パワーナップ実践法

パワーナップは忙しい方におすすめですが、正しいやり方を知っておくことが大切です。
パワーナップを実践したい場合は、以下の流れで進みましょう。
- 横になるのは避ける
- 仮眠前にカフェインを摂取する
- 15時までに仮眠する
- 仮眠時間は15~20分
パワーナップは、頭を机に固定した状態で寝る「うつ伏せ寝」でも昼寝の効果が確認されています。
また、横になってしまうと必要以上に寝てしまう可能性があるため、注意してください。カフェインの覚醒作用は摂取後30~120分後に最大値になるので、仮眠前に摂取しておくと起きるタイミングで覚醒作用が働きやすいです。
さらに、心地良い雑音や光から遮断されているなどの環境を意識することで、より効果の高いパワーナップを実施できます。
まとめ
目を瞑ることによって、パワーナップのような脳のリフレッシュを促すことができます。
眠気の解消をしたい方や、集中力・判断力の向上、疲労回復を図りたい場合は、夜の睡眠と比べて3倍の効果があると言われるパワーナップがおすすめです。
目を瞑るだけであれば夜の睡眠への影響がないため、目を瞑る状態とパワーナップをうまく使い分けると、効率良く脳のリフレッシュが行えるでしょう。
午後からの作業効率を高めたい方は、パワーナップと目を瞑る状態を意識してみてください。
最適な仮眠環境の構築は「giraffenap(ジラフナップ)」で

弊社 広葉樹合板では、企業が気軽に仮眠を取りやすいように、立ったまま眠れる仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を開発しました。
小型の公衆電話ほどのサイズで、理想的な姿勢・環境下で仮眠を取ることができます。
ジラフナップの中は遮音性に優れているほか、適度な暗さを保つ設計です。

また、どこにも力が入らない4点保持の姿勢で眠れるように開発しており、立ったままでも理想的な眠りにつけます。
ベッドを置く部屋を作る必要がない上に、眠気が訪れた際に気軽に仮眠を取れる環境を構築できるため、従業員の健康増進やパフォーマンス向上が期待できます。
製品の詳細や導入に関するお問い合わせについては、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの職場に最適な仮眠環境をご提案いたします。